厚生労働省と内閣府食品安全委員会、食品中の放射性物質対策に関する説明会を実施

厚生労働省と内閣府食品安全委員会では、2012年1月16日(月)から2月28日(火)にかけて、岩手、宮城、福島、東京、愛知、大阪、福岡の7都府県で「食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質対策に関する説明会~」を開催する。

説明会は、この新たな基準値(案)や食品中の放射性物質による健康影響、国や地方自治体が実施する検査の方法などについて理解を深めてもらうことが目的。関係省庁の担当者などによる説明のほか、参加者との意見交換も実施する予定だ。

参加募集人数は各会場とも200人程度(先着順)。参加申し込みはインターネット、ファックス又は郵送で受付。締め切りは会場によって異なる(下記参照)。

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食品中の放射性物質については、東京電力福島第一原発事故後の3月17日、厚生労働省が暫定規制値を設定。これに基づき、食品の回収や出荷制限等の措置を行ってきた。その後、10月27日に、食品安全委員会から食品健康影響評価が出されたことも踏まえ、現在、食品の安全と安心をより一層確保するため、新たな基準値の設定について、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部会で検討を進めている。今月中には基準値(案)を取りまとめた上で、来年4月を目途に施行する予定。

開催概要

主催 厚生労働省、内閣府食品安全委員会
募集人数 各会場200名程度
内容(予定) 各会場 13:30~16:00

  1. 説明
    食品中の放射性物質による健康影響について 食品安全委員会
    食品中の放射性物質の新たな基準値について 厚生労働省
    食品中の放射性物質の検査について 厚生労働省
    農業生産現場における対応について 農林水産省
  2. 参加者による意見交換

申込み 下記のいずれか。
食品安全委員会ホームページ
応募フォーム

FAX 03-5966-5773
郵送 〒171-0042 東京都豊島区高松1-1-11
「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局
※FAXまたは郵送の場合、一般参加申込書をダウンロード

参加の可否については、開催前日までにFAX又は電子メールで連絡。その際、参加可能な方には「参加証」を送付。
(FAX番号又は電子メールアドレスを必ず記入のこと)


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