スマホ販売の最前線でGTM戦略を描く、ソフトバンクのR30のホープ

次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する月刊『宣伝会議』の連載『R30のホープたち』。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回は、ソフトバンクで活躍する水野上花さんに話を聞いた。
※本記事は月刊『宣伝会議』10月号の転載記事です。
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水野上 花さん

ソフトバンク
モバイル事業推進本部
事業戦略統括部
ビジネスプロモーション部1課

2020年に新卒でソフトバンクに入社。ハート型のワイヤレスイヤホン「HeartBuds」の企画・プロモーションを担当。現在はスマートフォンのGTM戦略などに携わる。

注目のマーケティングキーワード「パーソナライゼーション」

「パーソナライゼーション」は、他キャリアとの差別化要素のひとつになると思っています。お客さまのご利用状況などに最適化したDMでショップに来ていただき、店頭でそれぞれのお客さまに合わせた接客をすることや、スマホや連携するデバイスを通して、パーソナライズされたサービスを提供することがその一例です。体験価値を向上させブランドのエコシステムを全方位で強化していくために、パーソナライゼーションを生かした施策を行っていきたいです。

学生時代は出版社でアルバイト
ユーザー接点のあるマーケに興味

大手通信キャリアのソフトバンクで、スマートフォンのGTM(Go To Market)戦略や市場投入業務を担当している入社5年目の水野上花さん。ソフトバンクが取り扱う端末を、どのように店頭で配備しプロモーションをするかなどの企画立案を担当している。

大学では英文科の専攻だったが、マーケティングへの興味はさまざまなアルバイトやインターン経験から芽生えたという。

「出版社で編集アシスタントをしていたときは、雑誌制作の現場を間近で見ていました。雑誌ごとにもちろんターゲットもコンテンツも異なっていますし、読者によって刺さるコンテンツが違うという面白さがありました。美容ライターの経験もあり、『サイトを訪れてこのキーワードを検索したユーザーは、一体どのような情報を求めているか』を考えるのは学生時代から好きでした」と振り返る。

ソフトバンクへの入社を決めたのは、長期インターンに参加したことがきっかけだった。当時からマーケティング系の部署を強く希望していた水野上さん。希望が叶い、入社後から現在まで一貫してモバイル事業推進本部に在籍。多様なスマートフォンメーカーを担当してきた。

「マーケティングと一言で言っても、多種多様な部署がありますよね。現在、私が所属している部署は社内外の人とのやり取りがあり、かつお客さまの目に触れる施策や商品を取り扱っているという意味では、自分の希望と合った仕事ができていると思っています」(水野上さん)。

入社2~4年目の3年間は、ソフトバンクとSB C&Sが共同で企画したハート型のワイヤレスイヤホン「HeartBuds(ハートバッズ)」の企画・プロモーションなどを担当。

HeartBudsは開発初期から携わり、形状や色展開の決定などの製品誕生から市場投入までを見届けた。
 
 
…この続きは8月30日発売の月刊『宣伝会議』10月号で読むことができます。

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