ロングセラーブランドの高齢化対策 「カンロ飴」が材料の「親子料理教室」開催

「カンロ飴」を使ったレシピサイトで客層若返り

カンロは11月2日、日本料理店「賛否両論」の笠原将弘店主がカンロ飴を使った料理を小学生と保護者に教えるイベントを開催する。「カンロ飴」は料理にも使えることを訴求しており、レシピサイト「カンロ飴食堂」では笠原氏考案のレシピを公開。教室では「鶏そぼろ三色丼」の作り方やポイントを学ぶことができる。

イメージ バナー 小学生と保護者を対象とした「カンロ飴食堂×賛否両論 店主・笠原将弘氏 親子料理教室イベント」

小学生と保護者を対象とした「カンロ飴食堂×賛否両論 店主・笠原将弘氏 親子料理教室イベント」

1955年に発売した「カンロ飴」は2025年に70周年を迎える。ロングセラーブランドである一方、ボリューム層は50代以上と高齢化している点が課題だ。そこで同社は「カンロ飴」の喫食シーンを増やすため、同商品を料理に利用する使い道を訴求。2020年にレシピサイトを公開したほか、2021年には書籍も発売した。同社が本格的に訴求する以前から和食や居酒屋などの店舗で「カンロ飴」が使用されるケースもあるなど、元々料理に使いやすい商品だったという。

イメージ 料理に適した「カンロ飴」


料理に適した「カンロ飴」

料理レシピの開発者や料理系インフルエンサーとのコラボによってSNS上でも「カンロ飴」を使用したレシピが話題になっている。レシピサイトの効果も合わさり、従来のボリューム層より若い30~50代の利用が増えたとしている。

11月2日の料理教室では1~6年生までの小学生と保護者のペアを対象に、笠原氏が考案した「鶏そぼろ三色丼」を紹介。「カンロ飴」を入れるだけで本格的な味わいになるため、料理が初めての子どもでも楽しんで作ることができる。料理教室を通じて「カンロ飴」の料理の材料としての有用性や手軽さを訴求するだけでなく、小学生に楽しんでもらうことで将来的な顧客獲得につなげる狙いもある。

料理教室の会場は東京都港区内のキッチンスタジオ(詳細は当選者に案内)。当選した8組(16人)が参加できる。申し込み締め切りは10月2日。

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