スマホで歩く「デジタル商店街」 楽天と電通が共同で地域活性化を図る  

「楽天市場」の新たな価値を提案

楽天グループは「楽天市場」で特設サイト「おうちで商店街 Powered by Rakuten」を7日に公開した。「デジタルの日」に合わせて楽天と電通が共同開発した「デジタル商店街」で、スマホやパソコンで商店街の散策や買い物ができる。地域経済の活性化が目的の1つで、サイト上では「楽天市場」の出店店舗のうち、参画した30店舗がおすすめ商品の特長などを紹介している。期間は11月15日まで。

実データ グラフィック おうちで商店街

スマホやパソコンで商店街を体験できる「おうちで商店街 Powered by Rakuten」

サイト上でスクロールすることで画面内の商店街を歩くことができ、道中で各店舗の店長や商品の情報を閲覧可能。気に入った商品があれば楽天市場の商品ページに移動して購入することもできる。

同サイトを通して出店店舗の個性や魅力を発信することで、店舗の発展や地域課題の解決に貢献する狙い。電通は、広告コミュニケーションだけでなく、顧客体験の向上を様々なソリューションやクリエイティブを通じて支援する考えだ。

対象店舗で使用可能な割引クーポンは先着利用上限(1万回)をすでに達成しており、好調な出足。参画店舗からもユーザーや関係者からの反響が多く入ったと評価する声が寄せられている。両社はオンラインを中心にPRするほか、参画している店舗を通じてクーポンを配布することでユーザーの利用を促進することを検討する。

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