スターバックス コーヒー ジャパンと霧島酒造は、宮崎県にコラボレーション施設をオープンすると発表した。オープンは2026年春予定。また同施設の建築は、建築家の隈研吾氏が手がける。
施設は霧島酒造の本社がある宮崎県都城市に、2026年春オープンする予定。
2社が共同プロジェクトを開始したのは2017年。スターバックスが社内研修として霧島酒造へ訪問したことがきっかけ。地域社会や自然環境について意見交換をするなど、これまでも交流を深めてきた。コラボレーション施設は、両社が共通して地域や環境への持続可能な取り組んでいたことから、2022年から本格的に検討。2024年10月に着工した。
今回発表されたのは、施設の外観・内観イメージや、植物園、屋上庭園の様子。隈氏が手がけた施設は、霧島酒造とスターバックスの想いが融合した「その土地の環境、文化に溶け込む建築」を体現。壁面にはスターバックスのコーヒー豆かすと九州南部のシラスを混ぜ込んだ内装ボードが使用され、施設全体で自然の恵みを体感できる仕掛けが施されている。
植物園や屋上庭園のイメージ。
新施設では、霧島酒造とスターバックスが持つ強みを活かして、地域社会や自然環境への前向きなアクションを推進していく予定。その一環として、コーヒー豆かすや焼酎粕を使用した「たい肥づくり」のワークショップが計画されている。参加者は、たい肥を使って苗木を育成し、将来的には地域での植林活動に繋げることで、持続可能な循環を生み出すことを目指していく。
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