「プロダクトプレイスメント」で訴求 ヤマハ発動機のショールームがアニメ動画に登場

プロモーション色の排除で若年層にアピール

ヤマハ発動機は、スポーツタイプの電動アシスト自転車「eBike」の体験型ショールーム「Yamaha E-Ride Base」(神奈川県横浜市)のプロモーションの一環として、「ディー・エル・イー(DLE)」のコンテンツ「そろ谷のアニメっち」とのコラボ動画を公開した。同アニメ初の試みとして、アニメの背景や小道具として商品名や企業名を表示する「プロダクトプレイスメント」を採用。動画ではアニメの背景に「Yamaha E-Ride Base」の外観が登場する。

イメージ 背景に「Yamaha E-Ride Base」の外観が登場するコラボ動画

背景に「Yamaha E-Ride Base」の外観が登場するコラボ動画

「そろ谷のアニメっち」は、「そろそろ谷川」が1人で脚本・監督・キャラクターデザイン・声優をこなすスタイルで2021年7月に配信開始したYouTubeチャンネル。10月18日に公開した約1分のアニメ動画「マッチングした男が フリー素材っぽい男だった」に、「YAMAHA」の企業名が記された施設が背景として登場。プロモーション色を極力排除することにより、既存のチャンネル視聴者が違和感なく作品を楽しむことができ、自然な形で施設のPRを実現できるとしている。

「eBike」が登場するショート動画「感動のお別れなのに なぜか『ビュン!』と帰る彼氏」も公開。登場人物が「Yamaha E-Ride Base」を紹介するシーンもある。

施策の目的は、20~30代の若年層に対する同社への認知度向上だという。そのために、ユニークな視点で伝えることができるアプローチ方法を模索。パートナーのトライバルメディアハウス社からの提案で、若年層から高い評価を得ている「そろ谷のアニメっち」とのコラボに至った。

次のページ
1 2
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ