渋谷で“未確認食感ペタグー”を探せ あえて小さいOOHで食感を訴求

ノーベル製菓は11月11日から、渋谷駅周辺の約130カ所に「ペタグー食感ジャック広告」を掲出。掲出場所にちなんだ表現でペタグーの食感を表現した。その他、11月2日からはテレビCM、同月11日からは「ペタグー」が渋谷に上陸するWeb動画を公開している。

「ペタグー」は、“地球にはない食感を味わえる、宇宙で見つけたグミ界の新種”というコンセプトで開発されたグミ。本企画では、その食感をアパレル店なら「まるで靴底」、カフェなら「まるで押しつぶしたパンケーキ」など独特な表現で例えている。

写真 グラフィック 掲出風景 「ペタグー食感ジャック広告」
実データ グラフィック 「ペタグー食感ジャック広告」

掲出時のイメージと広告ビジュアル。

ノーベル製菓の担当者は、本企画の経緯について「ペタグーをまだ食べたことがない人向けに、独特の食感を知ってもらい、食べて確かめてほしいと考えた。そこで注目したのが、SNS上で、ペタグーの食感が様々な例え方で表現されていること」と話す。

「すでに受け入れられている表現であれば、消費者の共感や興味を引くことができると考えました。そこから、渋谷のお店やそこで提供されている飲食メニューを観察し、地道に『グミ食感の新しい表現』大喜利を実施。靴底、乾燥したヘアバームなど、食べ物なのにそんな例えしていいの? という表現から、食べ頃を逃したミノ、たまにもらうコインケースといったあるあるっぽいものまで、見た人がクスッと笑える例え方を目指しました」(担当者)。

また、本企画の一番の特徴は、OOHとしては掲出サイズが小さめであること。担当者は、ペタグーの「宇宙からやってきた」というストーリーを活かし、彼らが渋谷に上陸してこっそり潜んでいるような広告を目指したと話す。

「“広告看板”としてではなく、あくまでペタグーが潜んでいるという演出のため、あえてこのサイズにしました。小さくて多少見つけにくい方が見つけたときの嬉しさは大きくなりますし、このサイズだからこそ、約130カ所もの掲出場所を確保できました。実際に『全然なくて涙が止まらない』『見つけられなかった!土日にリベンジする!』など、参加意欲の高い方も多く嬉しい限りです。また、これらの見つけられなかったという悲しい投稿を見て、急ぎ、掲出場所をX上で小出しに公開しています」。

本企画と連携したキャンペーンも実施しており、広告を撮影すると「ペタグーグミ」とオリジナルグッズをプレゼント。特別デザインの「光り輝くレアペタグー」を見つけた人にはペタグーグミと「限定オリジナルステッカー」が配布される。

写真 CM カット複数

公開されているテレビCM(左)とWeb動画(右)。

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