村田氏は、「ストーリーテリングは動画のみならず、その他の広告クリエイティブはもちろん、制作活動全体で重要度を上げている」と語る。
ベストセラー『山怪』の一文を例に挙げ、人間にとって最も気持ちがよくないものとして、「名前も覚えておらず、イメージもよく分からない状態である」とし、それらは自分にとって関係のないものとして切り捨てられがちだと語る。逆に言えば、「名前があって、姿かたちがはっきり分かるものが人間にとって最も親しみを覚える好きなもの」なのである。村田氏は、ストーリーテリングとはそのような“まだ知られていないもの・こと”に明確なイメージや感情を与えるために機能するものだと考える。
インタビュー内で村田氏は、ストーリーの礎でもある企画づくりはなるべく気軽に始めて、気楽に進めることが大切だと話す。どうしても力が入りがちな企画だが、簡単な部分から考え始め、客観性を持ち比較することが、クオリティの高い企画につながる。
さらに、スケジュールの立て方にも言及。時間がない・企画が出ない・苦しい、といった負のスパイラルに陥らないために、どのように時間を使っているかを解説する。
広告に限らず、たとえば商品開発といった場面においても、世の中のムードやニーズがあり、その回答としての商品といった大きなストーリーがある。
12月に開講するコピーライター養成講座 村田俊平クラスでは、動画広告をはじめ様々な場面のストーリーを考え、ストーリーテリングの手法を学べる内容になっている。
――本インタビューの全編は、宣伝会議公式YouTubeにて公開中です。是非ご覧ください。
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