ZOZOのファッション通販サイト「ZOZOTOWN」は、2024年8月に新WebCM「その服欲は、突然に。」シリーズを開始した。これは人生におけるさまざまな服が欲しくなる瞬間、「服欲」な瞬間をドラマティックに描き、そんな時にZOZOTOWNを想起してもらうことを狙ったトレンディドラマ風ショートCMシリーズだ。
窪塚愛流さんと畑芽育さんが出演するティーンバージョンを皮切りに、10月には安達祐実さん演じるママバージョンと吉岡里帆さんが演じるバージョンも公開した。いずれも７～10秒程度の短尺WebCMだ。配信媒体は、YouTube、Instagram、TVer。
「その服欲は、突然に。」（吉岡里帆さん出演）
今回、ターゲットが違うWebCM（一部テレビCMとしても放映）を複数制作した背景には、ZOZOTOWNの想起や利用意向などの意識指標を高めることが目的としてあった。「ターゲットを幅広くとったこれまでのコミュニケーションだけでなく、10代の若者ややママ世代も特化して振り向かせられるような、キャンペーンの傘が求められていました」とクリエイティブディレクター クドウナオヤ氏。
「その服欲は、突然に。‐ママの場合‐」（安達祐実さん出演）
このシリーズでは、日常の中にある「服が欲しい」と思うあらゆる瞬間を「服欲」な瞬間と表現。そんな時はZOZOTOWNと想起してもらえるように、短尺の中でさまざまなモーメントを描けるショートドラマを主軸にした企画を提案したという。
吉岡さんが演じる女性の場合、同窓会に好きだった人が来るというメッセージを見て思わず「服欲」。安達さん演じるママは、「公園デビュー、動物園デビュー、ビビデバビデビュー、デビュー多過ぎ！」となって「服欲」、というように、「服が欲しい」と思う瞬間を描いている。そして、いずれもトレンディドラマ風の音楽がその瞬間を盛り上げる。
「『服欲』な瞬間を、トレンディドラマのようにあえて大袈裟にドラマティックに描くことで、短い尺の中でも効果的に印象に残るフレームを設計しました。オールターゲットだけでなく、10代、ママ世代ならではの『服欲』なモーメントを描き分け、短尺の複数素材でターゲットごとに効率よく効果的にインサイトをつくことを狙いました」
短尺の中で、印象的にかつZOZOTOWNの強みに結びつく「服欲」な瞬間を描けるよう、クドウ氏はシチュエーションやセリフまわしを大柿鈴子監督と精査。俳優の皆さんにも劇的な表情を試行錯誤しながら挑んでもらったという。
公開後、特に10代向け、ママ向けのCMを見たそれぞれの当事者からの反応が大きく、「服欲しくなるあるあるとしてすごくわかる！」と共感の声が届いている。
「実際にターゲットへのインタビューに基づいて描くモーメントを企画していたため、その点は良かったと思っています」と、クドウ氏は話している。
「その服欲は、突然に。‐ティーンの場合‐」
窪塚愛流さん、畑芽育さんを主人公に迎え、とある高校を舞台に、学生ならではの服が欲しくなる“服欲”な瞬間を描く。
スタッフリスト
企画制作
電通+太陽企画
CD
クドウナオヤ
企画
戸田健太、春田凪彩
C
細川美和子
AD
松下仁美
CPr
栗川愛子
| Pr | 泉家亮太、藤島俊晃 |
| PM | 永松春菜、中野みなみ、杉本茜、宮川華 |
| 演出 | 大柿鈴子 |
| 撮影 | 清水絵里加 |
| 照明 | 岡崎裕也 |
| 美術 | 野田花子 |
| ST | ちばひろみ、上野健太郎、川上舞乃、船橋翔大、一宮理紗 |
| HM | 岡田知子、小嶋克佳、山口恵理子、NAYA、舟﨑彩乃 |
| 同録 | 甲斐匡、斉藤ゆり恵 |
| 音楽 | 佐藤能久 |
| 編集 | 小笹倫太郎、板橋知也、波多野純、帆足誠 |
| カラリスト | 西田賢幸 |
| MA | 森田明宏 |
| ナレーター | カワバタトモキ |
| ロケーションコーディネーター | 垂木宙也 |
| CAS | 福庭 正和、永原恵太、宮坂絢子 |
| AE | 国分峰樹、矢森真也、佐伯純子、高瀬泰広 |
| 出演（タレント） | 吉岡里帆、畑芽育、窪塚愛流、安達祐実 |
| 出演（サブキャスト | FIA、青木健、蕪崎俊平、高橋聖那、夏生大湖、太田湧大、八木響生、山中愛梨、橋本則行、金井耀太郎、平山鈴 |
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