青森県立美術館・横浜美術館のVIなどを手がけた菊地敦己氏、空間の中のグラフィックをテーマに個展

東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて、12月10日よりアートディレクター、グラフィックデザイナーの菊地敦己氏による展覧会「グラフィックデザインのある空間」が始まる。

イメージ Design: Atsuki Kikuchi

Design: Atsuki Kikuchi

菊地氏は、武蔵野美術大学彫刻学科在籍中にデザインの仕事を開始して以来、独自の方法論を築きながら30年にわたって精力的に活動を続けている。美術や工芸、建築、ファッションなどの分野を中心に、VI計画、サイン計画など、エディトリアル・ブックデザインの分野で多くの仕事を手がけている。これまでの主な仕事に、青森県立美術館(2006)、PLAY! MUSEUM(2020)、横浜美術館(2024)などのVI・サイン計画、ミナ ペルホネン(1995–2004)、サリー・スコット(2002–2021)といったファッションブランドのアートディレクションなどがある。それと並行し、批評性をもった実験的な作品を発表する展覧会を頻繁に開催している。

イメージ 青森県立美術館, VI・サイン計画, 2006

青森県立美術館, VI・サイン計画, 2006

イメージ 文字と空間, 2007

文字と空間, 2007

イメージ サリー・スコット, 2018

サリー・スコット, 2018

本展では、空間の中のグラフィックをテーマに、「平面上の空間」と「空間上の平面」との関係性を探る3つのインスタレーションを展開する。また、会期中にはトークイベントも予定されている。

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イメージ Wasting Time, 2013

Wasting Time, 2013

イメージ 同じ重さ, 2006

同じ重さ, 2006

菊地敦己 グラフィックデザインのある空間

会期:12月10日(火)~2015年2月01日(土)
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
開館時間:11時~19時
休館:日曜・祝日・12月27日~1月6日
入場無料

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