本記事は月刊『販促会議』1月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。本記事は宣伝会議デジタルマガジンでもお読みいただけます。
餃子専門店の「大阪王将」は、創業55周年を機に「55周年新モデル店舗」を展開。1号店となる「大阪王将 鷺沼駅前通り店」を9月13日に、2号店となる「大阪王将 神保町店」を10月24日にオープンした。
「55周年新モデル店舗」では、従来のように日常使いできる街中華であることはそのままに、他にも様々なシーンで利用できる場所として、時代にあったスタイルを追求。
その一つとしてメニューを刷新し、ガッツリとした茶色い料理だけでなく、「野菜を食べたい」「いろんな料理を少しずつ食べたい」というニーズに応えるため、野菜を使った彩り豊かな料理やハーフサイズのメニューを用意した。
「55周年新モデル店舗」のランチタイムに提供している、「リフレッシュセット」。サラダ付きで野菜がたっぷり摂れる。
また、店内は居心地の良い空間を目指し、中華らしい赤色をアクセントとした、淡い色使いや木の温もりを感じるデザインに。座席は幅広のクッションシートにし、Wi-Fiやコンセント席も用意した。
1号店の鷺沼駅前通り店は、ファミリー層の多いエリアに出店。ベビーカーでの移動がスムーズにできるよう、通路を広く設計した。一方、2号店の神保町店は駅近に出店。ビジネスマンや学生の利用も多いと考えられることから、ランチタイムや午後の休憩タイム、夜のちょい飲みなど様々な利用シーンを想定している。
1号店はオープンから2カ月弱の11月初旬時点で、来店客の約半数がリピーターになっている。また、狙い通りに「居心地が良い」という声もよく聞かれているという。
Amazonでのご購入はこちら
宣伝会議オンラインでのご購入はこちら
月刊『販促会議』2025年1月号
【巻頭特集】
イマーシブ・プロモーション
―没入感をつくる体験設計―
【特集2】
なぜあの店舗・商品は
リピーターが絶えないのか