2024年クリエイター・オブ・ザ・イヤーは、博報堂・宮永充晃氏に決定

日本広告業協会(JAAA)主催による2024年クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞が決定した。

本賞は、JAAA会員社の中で「クリエイティビティを発揮して顧客や社会の課題解決をする施策の実施までを牽引し、広告会社の価値向上や機能の拡張につながるクリエイティブワークを、1年間に、複数、生み出したクリエイター個人を表彰するもの」で、1989年に創設。今年度で36回目を迎える。

本年度は3月6日に審査会を実施した。「広告会社の価値の向上につながる『課題解決のアイデア』『クリエイティブのレベルを引き上げるクオリティ』『クリエイティブの領域の拡張性』が優れていること」の3つを基準として厳正な審査が行われ、受賞者を選出。第343回理事会において承認、決定された。

2024年は、会員各社の選考を経てノミネートされた28名(21社)のクリエイターからクリエイター・オブ・ザ・イヤー1名、メダリスト10名が選ばれた。

クリエイター・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、宮永充晃氏(博報堂)。これまでにパン・パシフィック・インターナショナル ホールディングス(PPIH)の「ドン・キホーテ」「情熱価格・偏愛めし」「ダメ出しの殿堂・マジボイス」、TWINBIRD /「匠 Premium」ほかを手がけている。

審査会では、「クライアントの中に飛び込み、中にいるからこそ見えてくる事業の課題をクリエイター視点のアイデアで結果を出した。」「一文字のクリエイティブ表現の力強さ、顧客の意見をもとに商品開発から価格決定まで、リブランディングを成功させた。」「アイデア、アウトプット、クリエイティブでクライアントの課題解決を実践したクリエイター、あらためて広告会社のクリエイターの役割を示してくれた。」点が評価された。

表彰は、5月30日に開催予定の2025年度定時総会後の記念式典にて行う。

■2024 CREATOR OF THE YEAR(1名)

写真 人物 宮永充晃氏

宮永充晃
(博報堂 クリエイティブ局 宮永チーム クリエイティブ・ディレクター)

PPIH /「ドン・キホーテ」

PPIH /「ドン・キホーテ」

PPIH /「情熱価格・偏愛めし」

PPIH /「情熱価格・偏愛めし」

PPIH /「ダメ出しの殿堂・マジボイス」

PPIH /「ダメ出しの殿堂・マジボイス」

TWINBIRD /「匠 Premium」

TWINBIRD /「匠 Premium」

2024 CREATOR OF THE YEAR MEDALIST (10名)

石塚啓 (電通デジタル クリエイティブディレクター/コピーライター)
原田堅介 (ADKマーケティング・ソリューションズ/CHERRY クリエイティブ・ディレクター/CMプランナー/コピーライター)
星聡宏 (ADKマーケティング・ソリューションズ クリエイティブ・ディレクター/コピーライター)
松田脩 (電通東日本 コミュニケーションデザイン局 クリエイティブディレクター/コピーライター)
花田礼 (電通 Creative KANSAI クリエイティブ・ディレクター)
杉山芽衣 (博報堂 アクティベーションディレクター)
小野寺正人 (チョコレイト クリエイティブディレクター)
春山豊 (九州博報堂 クリエイティブ局 クリエイティブ二部 コピーライター)
尾上永晃 (電通 フューチャークリエイティブリード室 プランナー/エグゼクティブクリエイティブディレクター)
山口千乃 (TBWA\HAKUHODO Disruption Lab Senior Copywriter)

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