ブラザー工業は、グローバルに実施しているグループの環境への取り組みについての情報発信をフェイスブックで始めた。公式フェイスブックページを開設するのは初めて。
同社は、2015年に向けた中期戦略の一環で、2010年にグループの環境活動を象徴するスローガン「Brother Earth」を策定。ブラザー製品の環境性能やグループのさまざまな環境保全活動について、製品カタログやパッケージ、環境スペシャルサイト「brotherearth.com」などを通じて、グローバルに統一したメッセージを発信してきた。しかし、「環境というテーマは、どうしても“堅く、専門的”といったイメージ。企業サイトを通じた情報発信では、その堅さを拭えない。また、SNSに親しんだユーザーに向けた窓口も必要」(広報担当)。そこで、グローバル規模で利用者が増えているフェイスブックを使い、より多くの人に環境というテーマ自体をより身近に感じてもらいたい考えだ。従来の環境スペシャルサイトを、同社の環境関連情報の発信ベースとして位置づけ、そこから選んだ情報をSNS用に加工して発信する。
同時に、環境スペシャルサイトでは、「Brother Earth Letter~あなたが守りたいものは何ですか?」と題し、同社が開発を進める振動発電技術を活用したセルフ発電型ライト(非売品)のプレゼントキャンペーンを開始。守りたいものへのメッセージをツイッターで募っている。キャンペーン期間は、3月19日まで。
『広報会議』2012年2月号
特集 : 戦略に活かすキーワードとポイント 広報・PR 2012年の動きを読む
大阪府知事、市長が変わり「大阪都構想」を掲げ、アナログ放送完全廃止、東京スカイツリーの竣工、ロンドンオリンピックの開催、主要国で大統領選挙が行われるなどが続く2012年。広報担当者は自社の広報戦略の中でどんなことをキャッチし活動に活かしていけばよいのか。
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