BtoB 企業においては、その商材が無形であったり、ほとんどがOEM による受注であったりと、商品や企業、技術のイメージが一般化できず、その魅力を広報で伝えにくいという傾向があります。そのため、BtoB 企業の広報担当者からは、「企業の姿勢やブランドイメージを伝えたくても、競合他社と同じような印象になってしまう」、「メディアにPRしたくても、まず興味を持ってもらえるきっかけがない」といった声も聞かれます。まず記者に興味を持ってもらうためには、会社案内をはじめとする企業としての哲学・ブランドが明確になった広報資料や、取材する価値が瞬時に分かる広報トークが用意できていないといけません。また、時にはトップをメディアに引っ張り出し、イメージを伝えることも必要です。同講座では、BtoB 広報の現場で今も活躍しているベテラン実務責任者が、これまでの経験から編み出した「明日から使えるノウハウ」や「日頃から取り入れられる工夫」について具体的に解説します。
BtoB 広報の現場における具体的なノウハウが満載
ほぼ同じ性能・価格の商品なら、多くの人がブランド力がより高い方を選ぶでしょう。実は、その考え方は記者も同じ。売り上げ高や商品力がほぼ同じ企業と感じたら、よりブランドイメージや広報対応が優れている企業を取材しようと考えるのは当然のことです。忙しい毎日を送っているマスコミ関係者に、競合他社と違う「独自の力」を瞬時に伝えられなければ、相手にしてもらえるはずがありません。今こそ、BtoB 企業が「広報の可能性」を理解し、実践していくべき時が来ています。
- “BtoB 企業”の現場で必要となる広報スキルの修得に焦点を絞ったカリキュラム
宣伝会議では多くの広報系セミナーを開催していますが、よく「BtoC 企業の事例が多く、自社に落とし込めなかった」というBtoB 企業の方の声をいただきます。そこで今回、はじめてBtoB 企業の現状を踏まえた広報講座を開講いたします。 - 積極的に広報活動を実施し成果を上げている企業の担当者が講義、現場での実施項目を具体的に紹介
講座では、実際に広報活動を積極的に展開し、実績を上げているBtoB 企業の広報担当者が講義。現場の広報体制や、広報でのPDCA の回し方、また日々の業務フローなど、他では聞けない“現場”の具体的な話が満載です。 - 結果を社内評価につなげるための活用法を学びます
広報の効果が測定できたとしても、それが企業活動にどの程度貢献したのかを社内に示していくのかは難しい作業です。ここでは社内への広報効果のフィードバックの方法についても検証していきます。 - 課題演習を通じ、BtoB 企業の「広報計画立案法」と「情報発信手法」をその場で身に付ける
今回、受講生の皆様には「広報計画」に関する事前課題と、講義中には「ニュースリリース」に関する演習に取り組んでいただきます。実際に課題に取り組むことで、自分自身のスキルの確認になるほか、2012 年度の計画にも役立ちます。
「BtoB広報講座【2日集中】」開催概要
開催日:2月23日(木)、24日(金)
時間:10:00~17:20
受講料:78,000円(税込)
会場:東京・南青山
お問合せはこちらから
mail:info-educ@sendenkaigi.co.jp
Tel :03-6418-3330