「とある一日。」

川村真司（PARTY Creative Director / Founder）

公開日2011.4.9

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8:30

奇跡的に起床。（朝はとても弱い）

9:30

1st Ave Machineのオフィスにて。ワイデンのオフィスから数ブロックの距離と近くて便利

ノキアの新しいCMの制作打ち合わせのために、1st Ave Machineのオフィスへ。３Ｄプリビジュアライゼーションを見つつ、チームとああでもないこうでもないと協議。CMで使うために集めてもらったフッテージをみつつ、いくつかのシーンを変更することに。

11:30

W＋K（ワイデン＋ケネディ）のオフィスに戻る。コーヒーを飲みつつメールをチェックしたり。食べた方がいいと判りつつ、朝飯はつい抜いてしまうことが多い。

12:00

デリバリーしてもらったサンドイッチを食べつつ、某レコードレーベルと進めているイベントの打ち合わせ。ニューヨークのプロダクションLEGSとロサンゼルスのPOSSIBLEと電話会議。予算が大幅にカットされたせいでアイデアを大きく変更せざるをえないことに……。果たしてどうなることやら。

14:00

ワイデンでの僕の机。多分オフィスで一番汚い（笑）

某バンドのために作っているインタラクティブコンテンツのプロトタイプができたので、Stink Digitalとともにロンドンのレーベルにビデオ会議プレゼン。バンドには大好評だが、レーベルの人がちゃんとこのネタの新しさを判ってくれているのかが心配。こういうときはやはりクライアントとの信頼関係が大事になってきますね。SOURとのようには、なかなかいかない。

16:00

NIKE Jordan Brand（注１）の打ち合わせ。ＴＶが多いこのブランドにしては珍しく大きなインタラクティブのプロジェクト。面白いアイデアが出たけど、製作期間が短いから間に合うか？　こういう時こそ早めにテクニカルディレクターに入ってほしかったので、デジタルプロダクションYour Majestyに連絡をとる。そしてまたコーヒー。夕方は眠くなるので必須。（次ページに続く）

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川村真司（PARTY Creative Director / Founder）

2002年、ＣＭプランナーとして博報堂に入社。2005年に英広告会社ＢＢＨの東京オフィス立ち上げに参加し、2007年にオランダ・アムステルダムの180（ワンエイティー）へ。米ニューヨークのＢＢＨを経て、2010年9月からWieden＋Kennedy New York クリエーティブ・ディレクター。2011年6月に伊藤直樹氏、原野守弘氏、清水幹太氏、中村洋基氏と「PARTY」を立ち上げ現職。
アディダス、プレイステーション（ソニー）、日産自動車、アックス（ユニリーバ）、グーグルなどのグローバルキャンペーンを手掛けつつ、「Rainbow in your hand」といったブックデザイン、ＳＯＵＲ「日々の音色」ミュージックビデオのディレクションなど活動は多岐にわたる。カンヌ国際広告祭やＮＹＡＤＣ、ワンショー、Ｄ＆ＡＤなどで受賞。

ウェブサイト: http://www.masa-ka.com/

川村真司（PARTY Creative Director / Founder）

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