福岡民放5局と九州クリエイターがタッグを組み、「テレビの明日を考える」CMを制作

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九州朝日放送、RKB毎日放送、福岡放送、TVQ九州放送、テレビ西日本の在福民放5局は、九州の広告クリエイターを中心とした団体「NPO法人なんか野郎・九州」の協力のもと、共同テレビスポットを制作。9月10日から放映を開始する。

地デジ化から1年が経ち、テレビの見られ方がさまざまに変化するなかで、「もっとテレビを楽しんでもらいたい」「地上波をもっと面白いものを提供したい」と始まった試み。在福民放5局が垣根を越え、さらに福岡の若手クリエイターたちとタッグを組み、CMを共同制作するに至った。CM制作のテーマは、「垣根を越える」。CMには局の垣根を越え、各局からアナウンサー1名が出演。そして、企画、制作は代理店、制作会社の垣根を越えて「なんか野郎・九州」という団体として取り組んだ。

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CMに登場するのは、宮本啓丞(KBC)、田畑竜介(RKB)、伊藤舞(FBS)、立花麻理(TVQ)、山口喜久一郎(TNC)という各局を代表するアナウンサーたち。彼らはテレビリモコンの“チャンネルのボタン”として登場。日ごろの固いイメージを払拭し、意外な顔を見せる。

「“まさか、この人がこんなことするわけない”という意外な顔や行動を見せることで、アナウンサーの方々を、ひいてはテレビをもっと身近に感じてもらえるんじゃないかと思いました」(なんか野郎・九州代表・上野達生氏)。

キャッチフレーズは、「明日(あした)のテレビを考える。 明日TV(アステレ)」。報道からバラエティーまでさまざまなコンテンツを持つテレビは、ボタンひとつで24時間いつでも面白いものを見ることができ、多くの人にとって一番身近なエンタテインメント。このCMでは「明日のテレビを考える。」というメッセージで、そのことを楽しく伝えていきたいと考えた。

「テレビのキャンペーンは、今はテレビの中だけ。今後、もし街中や各局の生放送番組でキャンペーンができたら、各局の番組に他局のアナウンサーが登場したり、これまでのテレビにない驚きや面白い広がりが生まれるのではないか」(上野氏)と、在福5局のこれまでにない取り組みに期待が寄せられている。

本日以降、順次別バージョンが放映予定となっている。



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