スポーツ業界から広告界に
こんにちは、ジャズアップの井上真木です。今回この「宣伝会議賞チャレンジ宣言!」にエントリーさせていただくことになりました。
現在29歳の僕は、大学卒業後、広告とは無縁のスポーツ業界に身を置いていました。それが今年、もともと広告の世界にいた父と会社を設立。そのため、正式に「コピーライター」と名乗るようになってからはまだ少しも経っていません。胸を張って名乗れるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。ルーキーとしては高めの年齢ですが、がんばっていきたいと思います。
当然のことながら、宣伝会議賞に応募するのもまったくの初めてです。というか、この賞の存在自体知っていたような、知らなかったような。
しかし今回の宣伝会議賞、記念すべき第50回なんです。過去の受賞者の方々は錚々たる面々で、代々続く歴史に燦々と輝く云々。すいません。取り乱して「々」をたくさん使ってしまいました。
グランプリを受賞すれば、僕のようなペーペーでも、あの糸井重里さんや林真理子さんと肩を並べることができるのです、グランプリを受賞すれば。なんと夢のあるコンテストなのでしょう。その名誉こそ、この賞に応募した最大の理由です。二番目は賞金です。
考えることが財産になりそう
さて、今回の宣伝会議賞では、各企業から50の課題が出題されています。目標応募本数はなんとなく「100本」(全体で)と考えていましたが、ひとつの課題に対して考えるべき切り口とバリエーション、と捉えると、応募上限である一課題30本が少なく感じたり・・・。全ての課題に触れたいと思っているので、100本では収まらなさそうです。いずれにしても、これだけ多彩な課題に対して「考える」ということ自体が財産になりそうですね。
それから、もちろんグランプリになることを目標に置きたいのですが、その次の展開、つまり実際のコミュニケーションに採用されて社会の人たちの心に何らかのインパクトを与えることができる、そんなコピーをつくることができたら。
個人的にはそこまで見据えて取り組んでいきたいと考えています。「今年の宣伝会議賞、このコピーなんだ」ではなく、「このコピーって、宣伝会議賞から出てきたんだ」と言われるようなものを。半年間よろしくお願いします。
明日は、富山忠彦さん(37歳)の「宣伝会議賞チャレンジ宣言(1)決意の9月編」をお届けします。
挑戦者16人のプロフィールはこちらから。
【宣伝会議賞チャレンジ宣言(1)決意の9月編 バックナンバー】
- 「自分の力試しと、夢を叶えるための糧としてグランプリを目指したいです」笹本貴大さん(22歳)
- 「次回のブログ更新までに3000本書きます」郡司淳さん(27歳)
- 「受賞して、挑戦権を剥奪されたい」安部翔さん(28歳)
- 「“コピーとは、人を動かすコトバのアイデア”と教わりました」藤田雅和さん(36歳)
- 「ほんとうにグランプリを狙っていたので、前回は悔しいだけでした」和泉 真さん(24歳)
日本最大規模の公募広告賞「宣伝会議賞」は第50回を迎えます。1963年にスタート以来、広告界で活躍する一流のコピーライターのほか、糸井重里さん、林真理子さんといった著名な書き手を輩出してきました。50回目となる今回は50社の協賛企業から課題が出されており、第一線で活躍する100人のクリエイターが応募作品を審査します。課題は9月1日発売『宣伝会議』本誌にて発表、2012年10月31日が締め切りとなります。