コラム
世界の小売から。 オランダ在住クリエイティブディレクターと仲間たちが見つけた、小売の現場の消費トレンド
コロナ禍で飛び回りにくい今だからこそ、ヒントとなる世界の小売事例について取り上げていく新コラムをスタートします。 著者は、元電通のコピーライターで、マレーシアでMBAを取得、現在はオランダ移住しリモートで小売業会のDXを支援するリテイルテック・スタートアップのフェズで働く堤 藤成氏。自身の経験やリサーチ、各国のネットワークを活用した取材を通じて見えてきた「世界の小売」の今について語っていきます。消費のリアルが現れる小売の現場を覗くことで、きっと「世界の車窓」を覗くように、新たな売り場や商品開発のアイデアなどが見えていくはずです。頭をリラックスさせて、楽しみながら読み進めていけます。
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第9回
中国の小売から――躍進の中国から、イノベーションの鍵を探る【応用編】
「世界の小売から:中国編」もいよいよ後編となります。「前:市場理解編」では「中国市場におけるビジネス慣習の違いからEC化する中国」についてレポートしてきました。続く、「中:実践編」では「EC化する中国で勝つためのマインドセットと4つの重点領域」について論じてきました。 -
第8回
中国の小売から――中国ECで戦うマインドと4つの重点領域【中編:実践】
前回に引き続き、「世界の小売からー中国編ー」では元リクルートで中国でビジネスを行い、現在は起業して中国マーケット専門のマーケティング会社を経営している吉野さんに、コロナ禍で進化した中国の小売の現場についてレポートいただきます。 -
第7回
中国の小売から――中国の消費の現場に何が起きてるのか?【前編:市場理解】
あなたが「中国」と聞いて浮かぶイメージはどんなものでしょうか? 万里の長城や、卓球など古き良き伝統的なイメージだけでなく、テクノロジーや学術の分野などにおいても日本を抜いて、世界に大きな影響力を発揮しています。2021年のWorld University Rankingsによると、中国の清華大学が世界で初めてアジアの大学で世界トップ20入り(注1)を果たしました。また清華大学だけでなく、近年中国の大学の躍進は止まりません。一方、日本の最難関、東大は36位です。またAIに関する特許の申請の7割以上(注2)が中国だといわれており、アメリカのシリコンバレーを脅かす存在になっています。 -
第6回
フランスの小売から見えたヒント ——「非計画購買」を拡大させる視点
かつての広告会社時代の同期で、現在フランスでライター/コピーライターとして暮らしている山田さんのフランスのレポートをお届けします。山田さん本人の人柄を感じさせる、読んでいて気持ちが軽くなる素敵なレポートに仕上がっております。 -
第5回
「ダイバーシティあふれる小売の未来」を、マレーシアと日本の事例から考えよう
「世界の小売から」第3回後編では、マレーシアの小売の現地レポートの注目ポイントであった「ダイバーシティ(多様性)」というキーワードについて筆者(堤)が掘り下げてみたいと思います。 -
第4回
マレーシアで見つけたダイバーシティあふれる小売のアイデア5選+α
「爆買い」という言葉が流行語にノミネートされた年がいつか覚えていますか?正解は2015年。そこからオリンピックに向けてインバウンドは盛り上がりを続けてきました。 -
第3回
アメリカで見つけたコロナ禍で進化する小売のDXトレンド5選+α
小売業界のDXを推進するスタートアップで働く筆者が、世界各地の事情に詳しい仲間たちといっしょに、様々な「小売の現場」の視点をお届けしていくこの連載。「世界の小売から」第2回は、コロナ禍の影響を深刻に受けたアメリカからお届けします。 -
第2回
オランダで見つけた遊び心あふれる店頭アイデア10選
コロナ禍でますます内向きになってきている日本。気軽に海外旅行できるのは、しばらく先になりそうなこのご時世。とはいえ、このまま鎖国時代のように閉じこもってしまってはイノベーションも起こりません。 -
第1回
新コラム「世界の小売から。オランダ在住クリエイティブディレクターと仲間たちが見つけた、小売の現場の消費トレンド」がスタートします
コロナ禍で飛び回りにくい今だからこそ、ヒントとなる世界の小売事例について取り上げていく新コラムをスタートします。著者は、オランダ移住しリモートで小売業会のDXを支援するリテイルテック・スタートアップのフェズで働く堤藤成氏。
新卒で電通に入社し、コピーライター、デジタルプランナー、クリエーティブディレクターとして、様々な企業のプロモーション、ブランディング、新規事業開発などを担当。主な仕事としては、日本初の人工知能コピーライタープロジェクト「AICO」の新規事業立ち上げをはじめ、国語の教科書に掲載された「さびしくなったら、おヘソをみよう」(日本新聞協会グランプリ受賞)、『One Show 展』(カンヌゴールド)、『JRA進撃の有馬記念』、IBM Watsonハッカソン『日本IBM賞』、宣伝会議第1回コラムニストグランプリなど受賞多数。マレーシアのELM Graduate SchoolにてMBA(経営学修士)を取得。現在は「消費、そして地域を元気にする」をミッションに小売業界のデジタル革新を担う株式会社フェズにて、クリエイティブ・ディレクションと広報に従事。クリエイティブコーチとしても活動。またオランダ在住のリモートワーカーとして、EU圏からアジア圏まで海外リテイルのトレンドについても執筆や講演など精力的に活動中。主な連載『VUCA時代の小売と消費』(ダイヤモンド社)、『世界の小売から』(宣伝会議 AdverTimes)等
新卒で電通に入社し、コピーライター、デジタルプランナー、クリエーティブディレクターとして、様々な企業のプロモーション、ブランディング、新規事業開発などを担当。主な仕事としては、日本初の人工知能コピーライタープロジェクト「AICO」の新規事業立ち上げをはじめ、国語の教科書に掲載された「さびしくなったら、おヘソをみよう」(日本新聞協会グランプリ受賞)、『One Show 展』(カンヌゴールド)、『JRA進撃の有馬記念』、IBM Watsonハッカソン『日本IBM賞』、宣伝会議第1回コラムニストグランプリなど受賞多数。マレーシアのELM Graduate SchoolにてMBA(経営学修士)を取得。現在は「消費、そして地域を元気にする」をミッションに小売業界のデジタル革新を担う株式会社フェズにて、クリエイティブ・ディレクションと広報に従事。クリエイティブコーチとしても活動。またオランダ在住のリモートワーカーとして、EU圏からアジア圏まで海外リテイルのトレンドについても執筆や講演など精力的に活動中。主な連載『VUCA時代の小売と消費』(ダイヤモンド社)、『世界の小売から』(宣伝会議 AdverTimes)等