コラム
ブランドなんか大嫌いなブランド担当者が33年かかって、たどり着いたブランド論
もし、あなたが「ブランドは差別化」とか、「約束」だと信じていたのなら、絶対にブラン ドはつくれません。まして「ブランドは第五の経営資源」などと言い出したら末期症状。社内から、ブランドかぶれの頭でっかちと言われてしまいます。コミュニケーションの実務においては、教科書通りにやってみたところで、ブランドはつくれません。では、どうしたらブランドをつくれるようになるのでしょうか。本コラムでは「ブランドなんか大嫌い」と公言するブランド担当者が33年かかって、やっとたどり着いたブランド論を解説していきます。 【本コラムがついに書籍化!】 新刊書籍『実務家ブランド論』(片山義丈著)が2021年9月14日に発売されました。このコラムをベースに大幅に加筆修正したものです。「教科書ブランド論」にしっくりこない方、ぜひお読みください。
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第19回
実務家はまず自社ブランドが消費者の「想起集合」に入ることを目指そう
アドタイのコラムから生まれた書籍『実務家ブランド論』が発売されて1年が経ちます。実務家ならではのわかりやすく実用的な方法論に多くの賛同の声が寄せられる一方、思わぬ反響もあったようで……。本書で紹介しているブランド論の要旨を、著者の片山義丈氏がまったく別の切り口から2回にわたって紹介します。 -
第18回
『実務家ブランド論』であえて書かなかった「理論」を解説します
アドタイのコラムから生まれた書籍『実務家ブランド論』が発売されて間もなく1年が経ちます。実務家ならではのわかりやすく実用的な方法論に多くの賛同の声が寄せられる一方、思わぬ反響もあったようで……。本書で紹介しているブランド論の要旨を、著者の片山義丈氏がまったく別の切り口から2回にわたって紹介します。 -
第17回
日本におけるブランドづくりは、いばらの道。だからこそ取り組む価値がある。
はやいもので、2020年1月5日よりスタートした、「ブランドなんか大嫌いなブランド担当者が33年かかって、たどり着いたブランド論」ですが、前編と実践編あわせて今回が17回目、ついに最終回となります。 -
第16回
そもそもブランドはどうやってできる? ブランド戦略におけるコミュニケーション施策のつくり方
第8回はブランド戦略を決めた後、どのようにコミュニケーション施策へ展開していくかについてです。具体的なコミュニケーション施策の話に入る前に、まずは「そもそもブランド(妄想)がどうやってできるのか」という基本から、順を追って紐解いていきます。 -
第15回
ブランド「戦略」不在 、「戦術」だけのブランドづくりの大罪
「ブランドなんか大嫌いなブランド担当者が33年かかって、たどり着いたブランド論(実践編)」第7回のテーマは、ずばり「ブランド戦略」です。 -
第14回
SDGsで、ブランドなんかつくれません! 「ブランド論の幻想」に反論します。
「ブランドなんか大嫌いなブランド担当者が33年かかって、たどり着いたブランド論(実践編)」第6回は、今までの連載内容に関していただいたご意見に反論します! -
第13回
「ブランドパーソナリティ」を偽ると、ブランドづくりは失敗します。
「ブランドなんか大嫌いなブランド担当者が33年かかって、たどり着いたブランド論(実践編)」の第5回はブランドの基礎づくりで軽視されがちな、「ブランドパーソナリティ(人格・個性)」についてです。 -
第12回
もし、あなたが煎餅屋の店主だったら? 凡人ブランドがブランドプロミスをつくる方法
「ブランドなんか大嫌いなブランド担当者が33年かかって、たどり着いたブランド論(実践編)」の4回目はブランドの基礎づくりにおける実務者の腕のみせどころ!もっとも難易度の高い部分であるブランドプロミスの決め方についてです。 -
第11回
「なぜか熱量をもって語ってしまうこと」 それが、あなたのブランドの存在価値です。
「ブランドなんか大嫌いなブランド担当者が33年かかって、たどり着いたブランド論(実践編)」の3回目は「ブランドの基礎づくり」について、です。 -
第10回
告白…「私は、間違ったブランド施策をご機嫌でやりつづけていました」
このコラムを読んでいただいている方は、ブランドの実務を担っている方が多いと思います。皆さんはきっと、「ちゃんとブランド施策を企画・実行しているし、ブランド広告やブランドWEBサイトによってブランドの価値を高めている!」と思っていますよね?
1988年ダイキン工業入社、総務部宣伝課に配属。1996年広報部 広報担当、2000年広報部広告宣伝・WEB担当課長を経て2007年より現職。業界5位のダイキンのルームエアコンを一躍トップに押し上げた新ブランド「うるるとさらら」の導入や、ゆるキャラ「ぴちょんくん」ブームに携わる。現在は 統合型マーケティングコミュニケーション(IMC)による企業ブランド構築、マスとデジタルのB2C商品広告展開、広告媒体の購入、グローバルグループWEB統括を担当。日本広告学会員。
1988年ダイキン工業入社、総務部宣伝課に配属。1996年広報部 広報担当、2000年広報部広告宣伝・WEB担当課長を経て2007年より現職。業界5位のダイキンのルームエアコンを一躍トップに押し上げた新ブランド「うるるとさらら」の導入や、ゆるキャラ「ぴちょんくん」ブームに携わる。現在は 統合型マーケティングコミュニケーション(IMC)による企業ブランド構築、マスとデジタルのB2C商品広告展開、広告媒体の購入、グローバルグループWEB統括を担当。日本広告学会員。