コラム
ポートランドの暮らしの中で考える「企業と社会課題の関係」

廃棄物の問題、商品選択と消費行動、移民と多様性、ジェンダーギャップ――米国ポートランドに移住して5年。複数のスタートアップ企業の広報顧問を勤める筆者が、現地での実体験から、企業と社会課題(ソーシャルイシュー)の関係を考えていきます。企業と社会とのコミュニケーションをデザインする、いわゆるPRと呼ばれる仕事は社会に対してメッセージを投げかけていくことが生業であり、社会のことを学び続ける必要がある――そんな実感とともに、現地からレポートをお届けします。
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第6回
なぜ日本のジェンダーギャップは解消されないのか―しまむら炎上問題とともに考える
毎年発表される世界ジェンダーギャップ指数(世界経済フォーラム)で日本のランキングの低さが、毎年のように話題になりますが、2024年も156カ国中118位と、先進国の中では群を抜く低さとなっています。 -
第5回
「空港はブランドの玄関」ポートランド国際空港のリノベーションとPR
8月14日にリニューアルした、オレゴン州のポートランド国際空港。オープンしてすぐ、フライトするわけでもないのに家族と現地に足を運びました。今回も前回に続き、現地の様子をレポートしていきたいと思います。 -
第4回
ポートランド国際空港がリニューアル!近隣の木々だけを活用したサステナブルな空港に
私がポートランドへの移住を決めたひとつの理由は、リモートで日本と仕事を継続するということを決めていたこともあり、住まいから空港へのアクセスの良さでした。 -
第2回
世界的に広がる不買運動…ぼんやり消費と「買わない」ことの意味
米国は今、長い夏休みの真っ只中。2カ月半もあるのに子どもたちの宿題は一切ないので、サマーキャンプに行ってもらったり、アウトドアに連れ出したりしながら、共に過ごしています。 -
第1回
ポートランドに移住して考えた「コミュニケーション」を生業とする人の使命
はじめまして、松原佳代です。私は誰なのか、そして今回コラムを通じて、みなさんと一緒に「企業と社会課題(ソーシャルイシュー)の関係」について考えてみたいと思うに至った背景を、この第1回ではお伝えします。
スタートアップの広報育成・支援を手がける「みずたまラボラトリー」代表。お茶の水女子大学卒業後、コンサルティング会社、出版社を経て、2005年に面白法人カヤックに入社。広報部長、事業部長を兼任したのち子会社カヤックLivingの代表取締役に就任。移住事業の立ち上げに参画。2019年、家族で米国ポートランドに移住。一方、2015年に自身の会社「みずたまラボラトリー」を設立し、広報戦略、事業開発、経営全般にわたる経験と実績を活かしスタートアップの広報育成と支援を展開。富山県出身。富山県の経営戦略会議ウェルビーイング戦略プロジェクトチーム委員も務める。
スタートアップの広報育成・支援を手がける「みずたまラボラトリー」代表。お茶の水女子大学卒業後、コンサルティング会社、出版社を経て、2005年に面白法人カヤックに入社。広報部長、事業部長を兼任したのち子会社カヤックLivingの代表取締役に就任。移住事業の立ち上げに参画。2019年、家族で米国ポートランドに移住。一方、2015年に自身の会社「みずたまラボラトリー」を設立し、広報戦略、事業開発、経営全般にわたる経験と実績を活かしスタートアップの広報育成と支援を展開。富山県出身。富山県の経営戦略会議ウェルビーイング戦略プロジェクトチーム委員も務める。