コラム
豆腐で世界を征服する ―「豆腐バー」が新興ブランドから定番商品になるまで―
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知名度ゼロの状態から、コモディティ化した市場で戦う必要がある新興ブランド。小売・流通の視点で考えると「売れるかわからない、誰も知らない新商品」を販売することに躊躇することも多いかもしれません。 それだけではなく新興ブランドは、多くの生活者から認知を獲得し、根強い人気を誇るロングセラーブランドとも戦っていく必要があります。新たに売り場(棚)を獲得することはもちろん、棚を獲得し続けることも難しい状況の中で、消費者に買ってもらいながら「豆腐の定番」を勝ち取るにはどうすればよいのでしょうか。 本コラムでは1年間で1000万本を売り上げ、今や豆腐カテゴリーの「定番商品」となったアサヒコ「豆腐バー」の生みの親である同社代表取締役社長 池田未央氏が、継続的にお店に置いてもらうための小売・流通との商談の秘訣や売り場づくり、マーケティング戦略について語ります。アサヒコ 池田社長は「豆腐で世界を征服する」という野望を実現するまでにどのような構想を描いているのでしょうか。
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第5回
プラントベースが進まない日本で「豆腐のフルコース」はなぜ成功したか
「ぜんぶとうふ化作戦!?」 池田さんがまた変なことを言い出した、と少し私の発言に免疫がついてきたメンバーの不安をよそに、当の本人は至ってまじめに立てた戦略です。 -
第4回
豆腐バー、ついにスーパーへ 「売り場」と「売り方」どう変えた?
前回のコラムでは、「豆腐バー」がコンビニに並ぶまでのお話をしましたが、その後、苦難の末に生まれた「豆腐バー」は好調に販売数を伸ばしていきました。 -
第3回
「このままでは発売できない」と言われた豆腐バーがセブンの定番商品になった理由
「植物性のたんぱく質が片手で摂取できる、スティック状の豆腐です!」 私はこう言って、完成した「豆腐バー」のプロトタイプをセブン-イレブンさんへ持ち込みました。 -
第1回
豆腐バー生みの親 アサヒコ池田社長の連載「豆腐で世界を征服する」がスタート
発売から1年で1000万本を売り上げた「豆腐バー」の生みの親、アサヒコの代表取締役 池田未央氏の連載コラムが5月31日(金)からスタートします。
2018年にアサヒコ入社、2023年5月より現職。国内外の菓子・食品メーカーにて商品開発とマーケティングに25年以上従事。ブランドマネージャー、プロダクトマネージャーの経験から、商品を生み出す川上から消費者の手に渡る川下までを一気通貫してリードできる知識と経験を有す。また、各業界で新しい視点でヒット商品を手掛ける。
2018年にアサヒコ入社、2023年5月より現職。国内外の菓子・食品メーカーにて商品開発とマーケティングに25年以上従事。ブランドマネージャー、プロダクトマネージャーの経験から、商品を生み出す川上から消費者の手に渡る川下までを一気通貫してリードできる知識と経験を有す。また、各業界で新しい視点でヒット商品を手掛ける。