コラム
売れる店頭研究会2013

2011年から12年にかけて、「店頭環境の変化」「次世代の店頭~ショッパーインサイト」「ショッパーインサイトを起点とした新たな需要の創造」をテーマに3回の研究会を実施。それらの報告も兼ねたセミナーには、150人以上が参加した。セミナーにはメーカー、小売、広告・SPと業界を問わず幅広く来場があった。それだけ「消費者に支持される売り場づくり」は共通の課題なのだと分かる。
そして、この研究会について、多くの方から「この先どのようなことを実施していくのか」といった問い合わせいただいたことから、前回に続き、店頭マーケティングの専門会社マックス協力のもと再び研究会を実施することとなった。
※2012のレポートはこちら
■著者
株式会社マックス
取締役 インストアソリューション部/経営企画室
澤地 正人
1976年東京都生まれ。店頭起点で「モノの売り方」と「売る場づくり」を考えるプランナー。
専門の店頭スタッフを全国に組織し、営業・販促・販売の支援を通じて、顧客企業の「売れる売場づくり」を担う株式会社マックス 取締役。ラウンダーと呼ばれる店頭巡回スタッフを全国に組織し、売場づくりから、営業代行、販促企画までを行う
「店頭マーチャンダイジング」のアウトソーシングが主業。当サービスを通じて、ブランド戦略、営業戦略、店頭販促の完全なる「店頭実現」を支援する中で、個店最適なマーケティングによって、顕在需要の拡大、潜在需要の掘り起こしを行うフィールドマーケティングプランナーとしても稼働。
近著に『セールスデザイン~売れる仕組みの作り方~』がある。
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第9回
O2Oから見るリアルとネットの融合(まとめ)
第2回テーマ「O2Oから見るリアルとネットの融合」では、日立コンサルティングの小林啓倫氏にオンラインとリアル店舗の海外での興味深い最新事情と今後についてお話を伺ったのを端緒に、国内の最新事例としてクックパッドさんとイオンさんの試みについてその仕掛人に話を伺ってきました。 -
第8回
O2Oから見るリアルとネットの融合(3/4)イオンの店舗に来る楽しさの演出がカギ
O2Oサービス「ウルトラ集客」をいち早く導入するなど、最新のデジタル施策にも積極的に取り組んでいるイオン。イオンでのデジタルマーケティングを担当するイオンリテール 営業企画本部マーケティング部マスメディアチーム 大森智広氏と中島一人氏に話をうかがった。 -
第7回
O2Oから見るリアルとネットの融合(2/4) ネット最大レシピ情報と連動したリアル店舗からの直感的な情報発信!
今回は、ネットの情報発信によって店頭の購入活動に大きな影響を及ぼしている新サービスを中心に、「クックパッド」の仕掛人でもある買物情報事業部部長 沖本裕一郎氏に話を伺った。 -
第6回
O2Oから見るリアルとネットの融合(1/4)「オンラインとリアル店舗、海外の最新事情と今後の展望」
通販の売り上げが初めて50兆円を突破。その牽引となっているのはインターネット通販であり、さらに今後伸びるのは間違いない。また最近は店頭で商品を確認して、購入はネットショップで行うという「ショールーミング」という現象が目立つようになり、リアル店舗で購入してもらうことのメリットを再度定義すべき時期に来ている。 -
第5回
売り場で埋もれている商品の「価値」は現場から発掘する!「売れる店頭研究会2013」 価格訴求と価値訴求(まとめ)
「売れる店頭研究会2013」の第1回テーマ「価格訴求と価値訴求」は、学習院大学上田教授と、企業の取り組み事例としてレディ薬局、西友の協力を得て、4度にわたるコラムを掲載することができました。今回は、第1回テーマの「まとめ」として、取材を通して新たに気付かされたこと、考えたことなどを記しておきたいと思います。 -
第4回
味・価格・容量について第三者が「総合的」に評価! 認められたものだけ商品化する新PB戦略――価格訴求と価値訴求(4/4)
価格訴求と価値訴求」の4回目。昨年より斬新な新PB戦略を打ち出している西友の取り組みを紹介する。この取材には、西友 マーケティング本部プライベートブランド・デジタル担当ダイレクター 越智幸三氏が応じてくれた。 -
第3回
レデイ薬局――価格訴求と価値訴求(3/4)
レデイ薬局は、愛媛県松山市に本社を置き、四国・山陽地方を中心にドラッグ小売店(一般店、調剤店、一般・調剤併設店合計約200店舗)を展開。一般店では医薬品のほか健康志向品、化粧品、日用雑貨、食品、介護用品を販売する。 -
第2回
コープさっぽろでの実証実験――価格訴求と価値訴求(2/4)
アサヒビール、江崎グリコ、ライオン、中央酪農会議の4社の参加を得て、ニーズが全く違うライフステージ別(妊娠時、子育て期、子離れしてから,シルバー)のクロスMDを展開。望んでいること、不安に思っていることが全然違うライフステージ別に商品を訴求しました。 -
第1回
価格訴求と価値訴求(1/4)
「価格より価値訴求を」といわれて久しいが、消費税増率を控え、消費者の意識はますます低価格志向になっている。この先、店頭において価格訴求と価値訴求はどのような方向に進むのか、メーカーと小売りがどう協業していくべきかを探っていく。
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