コラム
Jリーグ、アジア進出をめざす

1993年に開幕し、今年で20周年を迎えたJリーグ。8府県・10クラブでスタートし、20年で30都道府県・40クラブにまで拡大、J1の平均観客数は1試合あたり1万8000人と、地元の地域振興にも貢献する存在へと大きく成長してきました。 しかし、2008年のリーマンショックに端を発した不景気の影響は放送権料や多くの企業の協賛金により支えられているJリーグにも忍び寄り…。 そんな中、Jリーグの新たなビジネスモデルの確立をめざして「アジア戦略」に乗り出したのが、著者を中心とするJリーグメディアプロモーション・アジア室のメンバー。 なぜ、Jリーグでアジアなのか?アジアで、どう戦うのか? 少しずつ周囲の理解・賛同を得ながら、新しいビジネスモデルの構築を進める著者が、その奮闘ぶりをレポートします。 新しい市場を開拓したい。海外でのブランド認知を高めたい。 未来につながる新たな事業を構想したい。 ――そんな思いを持つ、すべてのマーケターに向けたコラムです。
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第6回
住友商事がJ2・コンサドーレ札幌のスポンサーになったわけ――Jリーグのアジアビジネスのこれから
ASEAN各国のリーグとの提携を進めながら、(1)露出拡大、(2)現地での活動、(3)ASEANのスター選手の獲得という3つのアクションプランを同時並行、かつスピーディーに実行する。そうすることで、JリーグはASEANにおける存在感を急速に高めていきました。 -
第5回
Jリーグがアジアで人気者になるための3つの戦術
本格的なアジア展開をスタートしたJリーグ。重視したのは欧州サッカーとの差別化でした。そこでとった戦略は、「アジアのサッカーマーケットを大きくし、それと同時にJリーグも成長していく」というもの。 -
第4回
Jリーグのノウハウ、タダで提供します!
2011年4月、アジア進出に向けたプロジェクトが立ち上がり、いよいよASEAN各国への本格調査がスタート。山下さんはタイ、そしてインドネシアに飛びました。 -
第3回
Jリーグアジア進出プロジェクト本格始動!各国政財界の大物に会う
2011年4月に新規事業開発プロジェクトが立ち上がり、ASEAN各国への本格調査が始まりました。最初に注目したのは、タイとインドネシアです。 -
第2回
アジアへの第一歩!Jリーグ、カンボジア&タイへの旅
さて、アジアサッカーの状況を把握するために、2011年1月、なぜか大量のユニフォームを抱えてカンボジアへ飛んだJリーグ一行。このカンボジアへの旅が、後のアジア戦略室設置に大きく関わってくることになります。 -
第1回
20周年を迎えた、Jリーグ アジア戦略の仕事とは?
皆さんはじめまして。Jリーグメディアプロモーション、アジア室の山下と申します。現在、約5名のコアメンバーを中心としたチームで、Jリーグのアジア戦略を推進しています。
北海道大学院卒。リクルートにて営業、編集、マーケティング、web事業などに従事。2005年よりJリーグ公認ファンサイト「J’s GOAL」等の運営に携わり、JリーグのWEB事業やプロモーションに携わる。2012年アジア戦略室(現アジア室)発足に伴い本格的にJリーグのアジア展開に携わりアジアを奔走中。
facebook:http://www.facebook.com/jleagueofficial
twitter:@jsgoal
YouTube:http://www.youtube.com/user/jleaguechannel
北海道大学院卒。リクルートにて営業、編集、マーケティング、web事業などに従事。2005年よりJリーグ公認ファンサイト「J’s GOAL」等の運営に携わり、JリーグのWEB事業やプロモーションに携わる。2012年アジア戦略室(現アジア室)発足に伴い本格的にJリーグのアジア展開に携わりアジアを奔走中。
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